鍼灸は、肩こり、腰痛をはじめ様々な症状に効果があります
まずはお気軽にご相談ください
当院に治療にこられる方で最も多い症状は、首、肩のコリや痛みと腰痛です。
首肩周りはたくさんの筋肉で覆われていますが、筋肉は肝(かん)が支配しています。
肝の働きが悪くなると筋肉に良い血液が流れません。
さらに肝から発生する虚熱(きょねつ)が上昇し、首肩や上肢に波及することで、筋肉がこわばってしまいます。
そこに姿勢や労働により負荷をかけると、コリや痛みが発生してしまうのです。
その状態が長期にわたり続くと、頸椎に負担がかかり、ヘルニアや脊椎管狭窄症などに進展してしまいます。
上記のような症例が一般的ですが、他の臓(脾、肺、腎)の虚からも、首や肩の症状は現れます。
当院の治療は肩こりを初め、寝違い、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、五十肩、 むちうち、胸郭出口症候群などの首、肩まわりの症状も局所だけでなく、全身の気のバランスを取ることによりその原因から治療し自然治癒力を高めて行きますので再発しにくくなります。
一人ひとり、原因となる臓や波及する経絡は異なります。
当院ではその人に合わせて、鍼・灸・マッサージを組み合わせて治療を行っております。
なかなか治らない、つらいと感じる症状がありましたら、ぜひご相談ください。
鍼灸師になる以前の話です。
私は東京の築地、卸売市場で荷受けの会社(仲買さんに魚を卸す会社)に勤めていました。 魚が好き(今もですが・・・)ということもありましたが、セリ人になるつもりでした。
市場の仕事なので朝は早く、しかも重労働。労働時間は長く常に睡眠不足。 セリ場や冷蔵庫での冷え、職場の人間関係のストレスなど、多くの条件が重なり、 理由のわからない体調不良に悩まされた経験があります。
体の機能すべてが低下したかのような感覚になり、常に体の表面に軽い痺れのような感触がありました。 倦怠感もひどく意識ももうろうとしているような状態で過ごすことが多くなりました。
それまで便秘になったことがなかったのに、一週間以上の便秘にも悩まされるようになりました。
健康状態は次第に悪くなっていき、常に風邪をひいたような状態で薬を欠かすことができませんでしたが、 医者(内科)に行っても症状を一時的に抑えるだけで一向に改善されませんでした。
このような状態が2年近くも続きました。
このころ鍼灸と出会い鍼灸治療を受けているうちに、たくさんある不定愁訴の症状が少しづつ軽くなっていきました。
体が回復していくのが実感できたのです。
この時の先生との出会いをきっかけに、自分も鍼灸師になることを決心しました。 このころから鍼灸は自分の体調を整えるための手段にもなっています。
鍼灸治療は症状だけを追いかけていくだけではなく、症状が発生する根本を改善していくものです。
治療の継続により様々な症状が薄皮を剥いでいくように取れていくのです。
体調不良は目に見える症状だけでなく、本人にしか分からず理解してもらえないので辛い思いを している人もたくさんいると思います。
鍼灸は本当に適応範囲が広いですし、 治療によって複合的な症状の改善がみられることもあります。
「こんな症状は効くのかしら?」 「ほかの治療法でよくならなかったけど、よくなるのかしら?」とお思いの方、